園長挨拶

私は、平成20年4月より園長に就任いたしました。上野毛幼稚園は、昭和17年に創立いたしまして、私の母伊東サヤ(初代園長)が園長を勤めておりました。
母が子どもの頃、父親が、司法省(現法務省)の役人で、少年院に入ってくる子ども達を見て、幼児教育がいかに重要であるかを常々聞かされていたそうです。
そこで、自ら幼稚園の先生になろうと決心し、自分なりの教育観を持ち、どうしても自分の幼稚園を創立したいという一心で伊東祐政(初代理事長)と共に実現し、現在に至っております。
母の教育観とは、お子さんは生まれた時は、皆同じ乳児であって、その後の育つ環境によって、お子さんの人格が形成されていきます。幼稚園はご両親から大切に育てられたお子さんが初めて経験する社会です。ご両親を始め、周りの人(教師・お友達等)の影響を受け、模倣し色々なことを吸収し、学習しながら成長していきます。お子さんにとっての幼稚園は、環境を整え、温かく、快い雰囲気の中で良い感化を与え一人一人の個性を伸ばし、自らの生きる力、成長する力を育んでいくことが、私ども教職員の目標であります。
私も母(初代園長伊東サヤ)の精神を受け継ぎ、同じ信念で幼児教育に精進して参りたいと思って おります。
学校法人 伊東学園
上 野 毛 幼 稚 園
園長 伊東 弘恵
園 歌
作詞 細川 武子先生
作曲 石尾恵美子先生
1.
お日は照る照る 丘の上
明るい光に 照らされて
元気なよい子に なりましょう
ぼくらの 上野毛幼稚園
2.
風はさやさや 庭のうち
きれいなお花に かこまれて
正しいよい子に なりましょう
わたしの 上野毛幼稚園
3.
いつもにこにこ お友達
たがいに仲良く 助け合い
手を取り合って まいりましょう
みんなの 上野毛幼稚園